別のWikiサービスにバックアップしてみようと思ってGoogleサイトを試してみた。
Googleサイトは少し前に簡単な紹介ページを作ってみたことがあるけど、Wikiとして作るのは初めて。
実際に試しててみて思ったことを少し。
良いところ:
- 作製だけなら非常に簡単。ソースじゃなくて表示される元のページをそのままコピペするだけでもちゃんとテーブルまで成形される。記事のバックアップだけが目的ならこれでも十分なくらい。
でもゲーム攻略Wikiとして使う場合の視点でみると良いところは多分これくらい。
悪いところ:
- ページのレイアウトや細かい部分を弄ろうとするととたんに面倒になる。UIが洗練されてなくてどの機能がどこにあるのかがわかりにくい。
- コメント機能が使えない。正確には標準のコメント機能はGoogleアカウントでログインしないと使えず、コメントするとGoogleアカウントがそのまま表示される。ゲームの攻略WikiにGoogleアカウント晒したい人はいないだろう。
- 無理してログイン不要のコメント機能を入れるとダサすぎる。標準以外でコメント機能を実装しようとすると、Googleフォームでコメントフォームを作ってサイトに埋め込み、フォーム入力されたGoogleスプレッドシートを一般公開してそれもサイトに埋め込む必要がある。コメント機能の実装のためだけに面倒が多すぎる上にかなり巨大なスペースを使うことになるし、埋め込んだフォームはサイズが選べないので見た目がダサすぎる。
- 共同編集が面倒。一般的な攻略Wikiはだれでも編集が出来るようになっているが、Googleサイトはそもそも匿名者が編集出来るようには出来ていない。第三者が編集したい場合はオーナーから編集権限をもらう必要があり、お互いにGoogleアカウントが晒される。
- メニューバーにページ名以外の項目が入力出来ない。項目名で表示を分けたければそれ用のページを作る必要がある。
- Google系以外のアイテムが埋め込めない。試しにAmazonの広告を埋め込んでみたけど表示されない。
Wikiとして使う場合は多分知り合い同士で編集することを前提に作られているようで、
匿名の第三者同士で作るゲームの攻略Wikiには徹底的に向いていないサービスだと感じた。
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